シフクノトキ

至福、雌伏、私服。

育児

確かに私もそこにいた

先日久々に仕事上の修羅場にぶち当たり、若干放心気味のまま遅い休憩に出た。そんな状態で偶然出会したのは、割と親しくしていたSさんとDさんだった。 二人とも私と同年代、子どもも同じくらいの年齢。ひとしきりお互いの無事を交歓した後誰からともなく、「…

古い友人たちと疎遠になった理由

大学卒業後も、ことあるごとに集まっていた友人たち。しかしここ最近、すっかりご無沙汰になってしまった。それぞれ家族を持ち、日常だけで精一杯と遠慮しあっているのが大きいだろうが、私にはもうひとつ明確な避けている理由がある。家族観・子育て観の違…

祝・中学卒業

長男が義務教育を終えた。親として、只々めでたい。今のご時世経済負担的にはやっと折り返し地点だけど、精神的にはだいぶラクになりそうだ。あとは進路に関する実際的なアドバイスを請われた時に与えれば、そう間違った方向には行かない気がする。もちろん…

冷めた人の頭の中

「優しい人」の反対は、「冷めた人」だろう。 冷めた人は、「他人のため」がモチベーションにならない。あくまで自分がそうしたいかどうか、もしくは自分がそうされてうれしいか、が判断基準。 私は冷めた人寄りなので、他人にあれこれされるのが好きじゃな…

初夏に迎えた、実りの秋

もう平成は去っていったけれど、せっかくなので自分も総括めいたことを書き残しておこう。 平成時代は私の人生の晩春から秋の盛り、種蒔きから収穫の時期と重なっている。平成初めの頃、まさか自分が結婚・出産するなんて思ってもいなかった。好きな仕事、カ…

母というよりも

母という役割を20年やってきたけれど、“この子には何でもやってあげたい!”という衝動は、ついぞ訪れなかった。 だから、自分と反対に庇護欲溢れる人物と接すると、コンプレックスが刺激されるのか、かなり居心地の悪い思いをする。あちらは非の打ち所のない…